病院設立の趣意・沿革

病院設立の趣意

 最近「ホスピス」が、マスコミにとりあげられ注目を集めています。

 ホスピスとは、ホスピタル(病院)と語源を同じくするラテン語で、「病にたおれた旅人を暖かく迎え入れ、お世話をする所」という意味であります。

 このホスピス精神が、現在の高度に発達し専門化した医療に求められているのではないでしょうか。

 私は単に「末期癌患者のホスピス」ではなく、人生の旅路の途中で心身の疲れをおぼえ、あるいは病に倒れた人々が、くつろいで療養のできる病院づくりを考えました。

 高齢化社会を迎える今、お年寄りにも親切で適切な治療と看護を行なうべく、大勢の仲間が集まり、協力してくれ、ここに松山べテル病院を開設するに至りました。

 みなさまのご指導・ご協力をお願いいたします。

1982年4月(初代)聖愛会理事長 森 健 一

聖愛会の沿革

1948年1月

故森健一名誉理事長 松山市三番町に 「森外科医院」 開設

1980年6月

「医療法人聖愛会」 を設立
森外科医院を法人に吸収し 「森医院」 となる

1982年4月

松山市祝谷に 「松山べテル病院」 開設(81床)

1983年11月

「松山ベテル病院」 5階などを増改築し140床に増床

1986年6月

「森医院」 を 「松山ベテル病院付属三番町診療所」に名称変更

1990年5月

「松山ベテル病院」 2号館8階部分を新築し160床に増床

1992年4月

「老人保健施設道後ベテルホーム」 開設(100床)
「松山ベテル病院」 155床に減床

1993年1月

「訪問看護ステーションべテル」 開設

1993年4月

「松山市在宅介護支援センター・べテル」 開設(委託事業)

1996年6月

「松山ベテル病院」 4階病棟を療養型病床群を設置(52床)

1999年9月

「居宅介護支援事業所 ベテルケアサービス室」 開設

2000年1月

「ヘルパーステーション ベテル」 開設

2000年4月

「松山ベテル病院」 3号館を新築
緩和ケア病棟(20床)、特殊疾患療養病棟Ⅰ(30床) を開設
一般病棟(45床)、医療型療養病棟(60床) と合わせて4病棟となる

2002年11月

「松山べテル病院」 日本医療機能評価機構の認定を受ける

2004年6月

「三番町診療所」 を建替えて 「べテル三番町クリニック」 と改組(名称変更)、デイケアセンターを併設

「ベテル在宅診療部 三番町事業所」 を開設
三番町ベテル訪問看護ステーション
居宅介護支援事業所、三番町ベテルケアプランセンター

2006年4月

「松山市地域包括支援センター道後」 開設(委託事業)

2007年4月

「松山べテル病院」 療養型病棟を2単位に分割(31床、32床)
一般病棟(40床)、特殊疾患療養病棟Ⅰ(31床)、緩和ケア病棟(21床)

2008年3月

「松山べテル病院」 が日本医療機能評価機構認定を更新

2013年3月

「松山べテル病院」 4号館を増築。特殊疾患病棟(32床)、療養病棟(30床)、障害者病棟(55床)、緩和ケア病棟(38床)

2014年1月

「松山ベテル病院」 が日本医療機能評価機構認定を更新

2014年10月

「松山ベテル病院」 障害者病棟(55床)を地域包括ケア病棟(26床)、一般病棟(29床)へ再編

2017年2月

「松山ベテル病院」 特殊疾患病棟(32床)を、障害者病棟(32床)へ変更

2018年8月

「松山ベテル病院」療養病棟を障害者病棟へ変更し、障害者病棟(89床)、地域包括ケア病棟(28床)へ再編