(2021/09/08)
一般撮影装置、X線画像読み取り装置を新規更新しました。
7月26日に一般撮影装置、X線画像読み取り装置を新規更新しました。
一般撮影装置は、以前と比較し、X線管球の可動域が広くなりました。また動線を広く確保することで、患者さまの移乗をスムーズに行えるようになりました。X線画像読み取り装置は、CRシステム(コンピュータX線撮影)から、FPD(フラットパネルディテクタ)になりました。
FPDの特徴として、撮影時間の短縮が挙げられます。CRシステムでは、撮影してから画像が生成されるまで時間が掛かっていましたが、FPDは撮影すると瞬時に画像が生成されます。つまり患者さまのポジショニング保持による負担軽減につながります。他に、パネルの感受性が上がったことによる患者さまの被ばく線量の低減、画質の向上があります。
また、撮影室内にI Padを設置しました。I Padに操作画面を映すことで、撮影室内で画面操作を行うことが可能となりました。これにより患者さまのそばを離れずに検査をすることができ、安心・安全な検査を提供できます。
両装置とも従来と比べ、患者さまにより高度で安全な検査を提供することが可能となりました。
松山ベテル病院 放射線課