~コロコロたまごを温め中~ お花見

(2024/04/17)

~コロコロたまごを温め中~ お花見

 三月の思いがけない寒波と長い雨の後、待ちに待った桜の開花宣言がありました。
 桜は「古事記」や「日本書紀」にも登場し、古くから愛され親しまれています。病院の桜も少しずつ蕾が開き始め、出勤時の楽しみに
しています。
 保育園では、最初の行事に「お花見」を計画しています。お花見といえばお花見弁当ですよね。お弁当箱に彩りよく盛り付けます。
子ども達は蓋を開けると「わぁ~」の声と同時に口の中へ夢中になって食べています。食が伴うことで満足度も高まりますが、
あらら~桜はどこに~!!花より団子でしょうか♥外で気持ちの良い空気に包まれて、いつもと違う雰囲気に子ども達も楽しんでいます。
桜の花が見られる間は、おやつを持ってハイキングへ、桜の花びらはままごとに、花吹雪は舞い散る花びらを言葉にならない一瞬の
美しい姿に両手を伸ばして全身で受けとめています。散歩途中の川では、水面に散った花びらが、形を変えながら流れていく様子に
目をこらし、いつも見慣れた風景も桜の開花で特別な情景に変わるため、ありがたさを実感しています。
 
 春は、新しい出会いや喜び、期待がふくらむ季節です。桜に後押ししてもらいながら、新たな一歩を踏み出して行きたいです。
保育園も新しい春の始まりです。自然に触れ、移ろう季節を感じながら、心豊かに成長してほしいと思います。保育園のエネルギーは
子ども達の笑い声と笑顔です。しばらく春探しを楽しみます。
 
                                         松山ベテル病院保育園 魚尾 伊智美
 

いっぱいの春