(2022/04/14)
懐かしい思い出
小中高時代を共に過ごした友人のお母さま(鈴子さん)が亡くなり、故郷の友人とご供養に久しぶりに家を訪ねました。
友人(鈴子さんの娘)は、東京で美容の仕事をしており年に1回の帰省が精一杯。それでも歳をとり脳梗塞で体が不自由になった母親を想い、時に電話をしている様子でしたが『何を言っているか?私の事も忘れている様子』と寂しそうに話していました。
よく遊びに行った家は、お兄ちゃん夫婦が住んでいました。お線香をあげ、遺影を見ながら、几帳面だった鈴子さんがモップを持っていつもお掃除をしていた事、長電話をして叱られた事、お父さんが早くに亡くなった事、優秀だったお兄ちゃんがキラキラしてまぶしかった事…。色々な思い出が駆け巡り沢山お話しました。
『この遺影は鈴子さん60歳の時、今の貴方らと一緒の年よ。』と、お兄ちゃんに言われ現実に戻った瞬間でした。友人と二人4~50年前の想い出をめぐり、鈴子さんを偲んだ良い時間でした。
(看護部)