栄養給食課
●基本理念
専門性を活かした栄養面からの患者ケアをサポートします。
●基本方針
個人に応じた栄養の摂取、改善、維持を検討します。
患者さまの「食べる」という思いに寄り添った給食の提供を心掛けます。
●栄養管理
栄養管理実施加算に基づいた管理栄養士による、入院患者さま一人ひとりの栄養サポートを行っています。
~栄養指導~
外来、入院中の患者さまやご家族に対して、医師の指示に基づいた糖尿病や脂質異常症などの疾患に関わる食事指導の他、ミキサー食などの摂食嚥下障害による在宅でのお食事や栄養補給に関するアドバイスなども行っています。

●給食管理
主治医の指示のもと、常勤の管理栄養士による入院時食事療養(Ⅰ)に基づいた適正な給食を、四季折々の行事食を取り入れ提供しています。
疾患に対する治療食、緩和ケアでのお食事、様々なシーンにおけるお食事を、集団給食で出来る限りの個別対応とともに召し上がっていただける工夫を凝らしてサポートします。

~嚥下状態に合わせた安全な食形態の対応~ (嚥下とは・・・嚥下とは口の中の物を飲み込むことです。)


【常食一口刻み】
肉や魚の切り身など形の大きな副食を一口大にカットして提供します。

【ソフト食】
魚や肉、野菜などを細かくミンチ状にしたものを、口の中でばらけないようにまとめています。歯茎や舌でつぶせるやわらかさです。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013
嚥下調整食3相当

【ミキサー食】
噛むことや舌でつぶすことが難しい方でも食べやすいようミキサーにかけたペースト状のお食事です。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013
嚥下調整食2-1~2-2相当

【ゼリー食】
粒のない、なめらかなゼリー状です。べたつかず飲み込みやすい形にしています。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013
嚥下調整食2-1~2-2相当

【嚥下開始食】
嚥下訓練として適した形態の、栄養価のあるゼリーです。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013
嚥下調整食1j相当

【嚥下評価食】
飲み込みの評価や訓練に用いる少量のゼリーです。
誤嚥しにくいよう物性が調整されています。(たんぱく質は含まない)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013
嚥下調整食0j相当
~嗜好品対応~(主治医の許可のもと)
給食とは別に有料で単品または複数を組み合わせて提供しています。
のどごしの良いゼリー類、プリン、水ようかん、果物、アイスクリームなど。甘味を苦手とされる場合にはあっさりとした卵豆腐、冷奴、湯豆腐など。そのほか麺類など多岐にわたるメニューを厳選してご用意しています。
価格につきましては変動もございますので、お気軽にお問い合わせください。
