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べテルの日記
2018年10月17日(松山べテル病院)
“親切”と“優しさ”

“親切”と“優しさ”は同じようでどこか違う。なにが違うのだろうか。“親切”と“優しさ”は相手を思いやる気持ちという意味では確かに同じに感じる。しかし“親切”には「おせっかい」「親切の押し売り」などという、時として少し有難迷惑のことがあり、相手を思いやる気持ちに自分の想像や思いこみが行為に繋がってしまうためであろう。一方“優しさ”とは、相手の辛さを自分の辛さのように感じる気持ちから相手を思いやる行為が生まれるもので、“親切”とは大きな違いなのではないだろうか。

私たちが日々実践しているホスピスケアはこの“優しさ”が基本であると思っている。ホスピスの精神とは『死を迎えようとしている人々も、それをケアしている医療者も同じ弱さを持ち、いずれ死に臨むという意味で平等であるという精神』と言われている。私たちは日々悩み苦しんでいる患者さまと向き合う時、“優しさ”を忘れぬ人でありたいと思っている。

(松山ベテル病院 院長 中橋恒)


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